母乳とかミルクとか

偽母乳のニュースに育児クラスタ(妊活クラスタもか?)がかなりざわついていましたね。

でも結果、母乳でもミルクでもどっちでもいいやん(初乳は除く。退院後の育児の時の話ね)ということが世の中に広まったのは怪我の功名?
にしても「こんにちは」と同じ頻度で「母乳?」て訊くアレ何かのかしらね。

私の産んだ病院は、助産師さんのおっぱい指導がとても充実していました。
ほかの条件で選んだので、おっぱい指導なんて全然念頭になかったのですけれど、結果、ここで産んでよかったなーと思います。
大きめの病院(総合病院ではないけど)なので、こぢんまりした個人医院でのお産をしたいひとにはイメージが違うかもしれないけど、近隣でお産考えてる人には本当にお勧めしたい。

おっぱい指導を受けて、具体的によかったところは、
・おっぱいはとてもいいけど、出たらラッキーくらいでいきましょう、というノリ
・産前産後両方で授乳姿勢についての指導がある。
・母乳相談サロンがあって、退院後も気軽に母乳相談ができる。断乳も相談できるらしい。私も遊び飲みの相談に行った。
助産師さんたちの言うことが、きちんと新しい。単科の病院で新しいエビデンスを追い続けるのってなかなか大変なのに、きちんとアップデートされているところが素晴らしい。
…とかとか。

私の周囲(狭い)のお母さん情報によると、授乳指導って産んだ環境によって本当に差があるんですってね。
私は幸運にも(ほんとくじ引きだよね)いい病院で、最初は混合からゆるゆると母乳のみに移行できたけど、順調すぎて気づいたらうちのこは哺乳瓶からミルクを飲めなくなっていたというね…。
お茶で哺乳瓶練習してるけどね。。。

お産の次の日、全然張ってこない我が乳に「これ本当に出るのか?」と思ったけど、吸わせても全然出なかったしさ。
初日からどんどん出ているお母さんもいるので、飲む前後でむしろ体重減っていて白目になったりとかさ。

私は途中からミルクだけで育ったそうで、母曰く、出なくなったとのこと。
体質って遺伝しそうだし、私も途中で止まるかな~と思ったけど、予想に反していまのところ大丈夫そう。
なので、個人的な感覚なので正しくないかもだけれど、母乳を出し続けるのにはたぶんちょっとしたコツ?のようなものもあるのかも。
それはやはり、きちんとプロの指導があったほうがスムーズ(かつストレスなく)なんだろうなーと。
泣きながら自力で乗り越えたお母さんがいっぱいいるんだろうな~。

育児だけでなく、病気とかの非常時には、普段は引っ掛からないような怪しい情報に惑わされてしまうこともあるんだよね。
消費者としても保護者としても賢くありたいと心底思うし、正しく新しい情報が必要な全ての人に届くよう、これはプロの皆様にもお願いしたいです。